2018年02月19日

愛する『ミノヤホール』

僕がホームグラウンドにしていたライブハウス『ミノヤホール』が3月末で営業終了することになりました。
4月以降は経営が変わり、あらたにライブハウス『STEP HALL』という名前で続いて行きます。
  
 
19才の時、あるオーディションを受け、初めて自分の曲をライブハウスで歌った場所が『ミノヤホール』でした。
のちにわかる事ですが、その時に音響をしていたのがryoさんでした。
あれから18年、、、ずいぶんと色んなことがありました。
  
20代前半は特に、周りのシンガーとつるむ事を嫌い、話もしなかったし、この世界でのし上がろうとやっていく中で、仲良く一緒にやるなんてもってのほかでした。特に当時は。
どこに行っても自分の事が一番だと思い込んでいましたから(笑)
あの頃は、とにかく日々力んでたし、毎日イライライライラしてました。
今思うと、早々簡単には上に行けない事への自分に対しての焦りや苛立ちでもあったのです。
でも曲を書くと和らぐんです。自分を鼓舞出来たんです。
だからそれはとても大切な事でもありました。
書いて書いて書きまくりましたから。
いわばバイタリティ。
そのバイタリティをプラスの方向に変えてくれたのが、ミノヤホールのオーナーでもあったryoさんです。
 
      
歌う場所として、周りはおしゃれなカフェやライブハウスが出来ていく中で、ミノヤホールは、見た目は決して綺麗ではないし、華やかじゃないし、ドリンクが充実してる訳でもないし、ステージもなんの飾りも無く味気ないし、どことなく鈍くさいような、それは無骨さなのか、はたまた時代遅れなのか、そんな風に僕には映りました。
でも、その鈍くささがまた僕の性にあって妙になついてしまいホームグラウンドになった訳です。
そこには、ryoさん、上田チーフ、宮下マネージャー、スタッフの皆さんがいて、とっても温かい良い音で、人の温もりを感じられる場所でした。
  
    
ある時、ryoさんが言ってました。
『歌の世界に引き込められれば、ステージに飾りはいらない』
ようは、「まだまだインディーズの時代から、コアとなる歌心で勝負する前に、回りを着飾る事を先に覚えるなよ」と言う事だと思う。
「ええ事言いはるなぁ」って。
メジャーや上に行けば、そこでのパフォーマンスがあるから別だと思うけど、根本はどこまで言ってもやっぱり歌心ですから。
逆にいうと「まず歌心を鍛えられなければ上には行けない」そんな想いでここまで歌い続けてきました。
 
 
物事には始まりがあれば、必ず終わりがきます。
始まりも終わりも大きなポイントだから大切だと思うけれど、もっと大切なのは、始まりと終わりの間にある長い長い『日々』だと思う。
   
この日々をどう続けて来たのか、どう生きて来たのか、そしてどう接して来たのか。
日々こそ愛情とも言えるかもしれない。
    
だから僕は終わる事へのノスタルジーを、変わりいく時代に求める事はしない。
それはその人の心の中で大切に生き続ければいい。
時代は変わりゆくものです。
変わる時はその時期だから、変わればいいと思う。
名前が変わろうとも、歌を作り続け、歌い続けて行くことは何にも変わらない。
 
 
ミノヤホールさんにはミュージシャンとして、人としてずいぶん育ててもらいました。
感謝の気持ちは、言葉では語り尽くせないので書けません(笑)
   
 
さて、「ミノヤホール」の名前としては僕の最後になるライブが決まりました。
ありがとうを目一杯込めて、日々いつも通り、最高のステージをお届けします。 
遥々横浜からお越し下さる永島浩之さんとのツーマンライブです。  
  
■3月25日(日)
【場所】ミノヤホール
【時間】18:30開場/19:00開演
【チケット】前売3000円(ドリンク別)
posted by みゃ〜さん at 23:06| Dairy | 更新情報をチェックする