2019年02月18日

2月の桜の木

2月の桜の木はいいものですね。
  
蕾になる前のほんの小さな小さな命が、ぷっくりと膨らんでは春の風を待っている。
 
冷たい風に吹かれ、厳しい寒さに耐えながら。
 
指先で触れてみると、そっと命の輪郭に触れたようで、とても愛おしくなる。
 
ふと根元を見下ろすと、一度土に埋まった根が、少し向こうの地表に隆起し、また埋まっていたりする。
 
なんとも逞しいものだ。
 
この命の息吹を感じると、毎年美しい花を咲かせるのも納得できる。
 
 
 
華やかなりし頃は短いが、散り行く後からまた長い月日をかけて命の再生が始まる。
 
花咲く頃も美しいが、花をつけようと生きている枯れ木もまた美しい。
 
 
微笑みを湛えるように花開く頃が楽しみだ。
 
さぁ春はもうそこまで来ているようだ。
 
 
こうして、何も持たず時計さえ置いて、身体一つで歩くことはとても大切なことのように思う。
 
人もまた自然に生かされているのだから。

桜
posted by みゃ〜さん at 01:46| Dairy | 更新情報をチェックする